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健康診断の「異常なし」で安心してない?早期発見・予防と東洋医学の「未病治」

健康診断を受けたクリニックの外観
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健康診断で「異常なし」——それで、もう安心していいのでしょうか?

先日、いつもお世話になっている「ジェイズ・ハート総合クリニック」さんにて健康診断を受けてきました。今のところ大きな数値の異常はなく一安心しましたが、食生活と運動習慣を見直すきっかけとなりました。

しかし、健康診断の結果だけで「今の自分の体は万全だ」と言い切れるでしょうか?

実は、健康診断の数値に表れるのは、体の中で起きている変化のほんの一部です。だるさ、冷え、肩こり、眠りの浅さといった「なんとなくの不調」は、数値には出てこなくても、体からの大切なサインであることが少なくありません。

この記事では、早期発見・予防の大切さを現代医学の視点から確認したうえで、東洋医学に古くから伝わる「未病治(みびょうち)」という考え方から、日々のちょっとした不調とどう向き合えばいいのかをご紹介します。

早期発見・予防が大切な理由——現代医学の視点

現代医学において健康診断が重視される最大の理由は、多くの病気が自覚症状の出る前から静かに進行するためです。高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病は、初期段階ではほとんど自覚症状がなく、数値の異常として最初に現れることが多いとされています。

定期的な健康診断によって早期に変化をとらえ、生活習慣を見直したり、必要な治療を早く始めたりできれば、病気が進行してから対処するよりも体への負担も、治療にかかる時間も少なく済みます。「異常なし」という結果は、あくまで検査した時点・検査した項目についての話。数値に出るよりも前の段階から、体は少しずつ変化のサインを出していることがあります。

東洋医学の「未病治」という考え方

東洋医学には、「未病治(みびょうち)」という言葉があります。「未病」とは、病気ではないけれど、健康ともいいきれない状態のこと。だるさ、冷え、肩こり、眠りが浅い、食欲が今ひとつ……といった、検査の数値には表れにくい「なんとなくの不調」は、まさにこの未病にあたります。

「未病治」は、病気になってから治すのではなく、この未病の段階で体を整え、病気になるのを未然に防ごうという考え方です。2000年以上前に書かれた中国最古の医学書『黄帝内経』にも、すでに病気になってから治療するのではなく、まだ病気になっていないうちに整えることの大切さが説かれており、東洋医学は古くから予防医学的な視点を大切にしてきました。

東洋医学では、体を巡る「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」のバランスが乱れることで、こうした「なんとなくの不調」が起こると考えます。忙しさや不規則な生活、ストレス、季節の変化などによってこのバランスが崩れると、まず自覚症状として現れ、それを放置すると、やがて検査数値にも表れるような不調につながっていくことがあるのです。

その「なんとなくの不調」、見過ごしていませんか?

以下のようなサイン、心当たりはありませんか。

  • 朝起きても疲れが取れない、だるさが続く
  • 手足やお腹が冷えやすい
  • 肩や首のこりが慢性的にある
  • 寝つきが悪い、眠りが浅い
  • 食欲にムラがある、胃もたれしやすい

これらは一つひとつを見ると「よくあること」かもしれません。しかし東洋医学では、こうしたサインの積み重ねを、体の巡りが乱れ始めている「未病」のサインとして捉え、早めに対応することを大切にしています。

未病治のためにできるセルフケア

🌿 生活習慣を見直す

睡眠・食事・入浴・軽い運動といった基本的な生活習慣を整えることは、気・血・水の巡りを整える土台になります。特に湯船にしっかり浸かる習慣は、冷えやむくみの改善に役立つとされています。

👆 巡りを整えるツボ——大椎(だいつい)

首を前に倒したときに、首の付け根で一番大きく突き出る骨(第7頸椎)のすぐ下にあるツボです。東洋医学では、体を温め、気の巡りを整えて、免疫力や自然治癒力を高めるツボとして知られています。カイロや蒸しタオルなどで優しく温めたり、指の腹で心地よい強さでゆっくり押したりしてみましょう。

大椎(だいつい)の位置。首の付け根、第7頸椎のすぐ下にあるツボ

🩺 鍼灸で体のバランスを定期的に整える

鍼灸は、脈やお腹、体の張りなどから体の状態を総合的に見立て、気・血・水の巡りを整えることを目的とした施術です。自覚症状が強くなる前の「未病」の段階から定期的にケアを受けることで、体のバランスを保ちやすくなります。健康診断が「点」でのチェックだとすれば、日々のセルフケアや鍼灸は、その間を埋める「線」の健康管理といえるかもしれません。

まとめ——健康診断の「その先」に、東洋医学ができること

健康診断は、数値というかたちで体の状態を教えてくれる、大切な機会です。ただ、そこに表れない「なんとなくの不調」にも目を向けることも、毎日の生活を快適に過ごす秘訣です。

まずは今回ご紹介したセルフケアから、できることを試してみてください。それでも不調が続く場合や、ご自身の体質に合わせたケアを知りたい場合は、一人で抱え込まず専門家にご相談ください。

だるさや冷え、肩こりなど「なんとなくの不調」が続いている方、健康診断の結果だけでは分からない体の変化が気になる方、東洋医学・鍼灸に興味がある方。気軽に枚方市・牧野にある「かばやま鍼灸院・整骨院」にご相談ください。

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鍼とお灸で体をどう整えていくのかは、当院の鍼灸治療についてのページで詳しくご紹介しています。

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この記事を書いた人

かばちゃん先生のアバター かばちゃん先生 かばやま鍼灸院・整骨院 院長

枚方市・牧野駅近くの「かばやま鍼灸院・整骨院」院長の椛山航太です。
皆から親しみを込めて「かばちゃん先生」と呼ばれています。
厚生労働大臣認定の国家資格(鍼灸師/柔道整復師)を保有し、10年以上の臨床経験の中で、これまでたくさんの患者様の心と体に寄り添ってきました。
東洋医学の知見を活かし、あなたの健康づくりを施術を通して全力サポートします!
ささいなお悩みでも、気軽にご相談ください。

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